「一人にひとつの収納の時代だからこそ!衣替えのメリット・デメリット」
2019.10.24
こんばんは。
田辺オフィスの橘です。
季節が変わると、衣替えの時期です!
運動会も終わり、過ごしやすい時期になってきました。
ここで衣替えの歴史について、少し紹介します。

元々は中国の風習で、平安時代に日本に伝わり年に2回衣替えを行っていたようです。
江戸時代では、季節にあった着物を何着も持っている人が少なかった為、衣替えは着物を季節に応じて仕立て直す意味で、年に4回行われていました。
明治時代に洋服文化が入って来て、現在の衣替えが定着したようです。
また、収納方法も昔はタンスに衣類を入れていましたが、今はタンスからクローゼットに変わり、家族構成や間取りによって収納方法も多様化しています。
最近の住宅には、各部屋に収納がある間取りが多いです。
各部屋に収納があるという事は、家族の一人に1箇所の収納があると考えられます。
この考えでいくと、収納部分だけをみると一人暮らしをしているのと変わらないので、衣替えはいらないように思えてきます。
衣替えを行うメリットとして、
- 不要なものを処分できる
- 収納内部を掃除する機会になる
- 物を動かすことにより、換気ができる
デメリットは、
- 急な気温の変化で、衣類が対応できない
- 時間と手間がかかる
- 疲れる
メリット・デメリットがあるので、このブログを読んで頂いて収納を見直すきっかけになれば幸いです。
西峰工務店では収納場所を造る際に、棚やハンガーパイプの設置は必要最低限にしています。
理由は、収納内のカスタマイズをやりやすいよう、最初から造りこまない!
内部の仕上げの素材も杉板を使ったり、クローゼット内に換気扇を設けたりして調湿や換気に配慮しています。
選択肢や考え方が色々ある時代です。
衣替えをやらない方法を考えるのもありです!